フォトウェディング

フォトウェディングとは?魅力や費用相場、後悔しないためのポイント

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近年、フォトウェディングが話題となっていますが、具体的にどのようなものか知らない方もいるのではないでしょうか。「前撮りや一般的な結婚式とどう違うの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、フォトウェディングとはどのようなものか、魅力やプラン、費用相場について解説します。併せて、フォトウェディングの申し込みから当日までの流れや後悔しないためのポイントなども紹介します。

フォトウェディングを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

【目次】

  1. フォトウェディングとは?
  2. フォトウェディングをおすすめしたいカップル
  3. フォトウェディングの費用相場
  4. フォトウェディングのプランと追加料金について
  5. フォトウェディングの魅力やメリット
  6. フォトウェディングのデメリット
  7. フォトウェディングの満足度を上げられるプラン
  8. フォトウェディングの申し込み~当日までの流れ
  9. フォトウェディングの人気ロケーション
  10. フォトウェディングのおもな依頼先
  11. みんなのフォトウェディング失敗談
  12. フォトウェディングで失敗しないための5つのポイント
  13. ラヴィファクトリーは年間4万件の実績を誇るスタジオ

フォトウェディングとは?

はじめに、フォトウェディングとはどのようなものかを解説します。

フォトウェディングとは結婚式を挙げずに写真撮影をすること

フォトウェディングとは、結婚式を挙げずに写真撮影をすることです。いわゆる「写真だけの結婚式」で、フォト婚とも呼ばれています。

結婚式は、数十人の参列者を呼んで結婚式場などで行うのが主流です。しかし、近年は結婚式のスタイルも多様化し、新郎新婦のみや少人数での結婚式も増えています。

フォトウェディングも多様化したスタイルの一つで、その需要は高まりつつあります。

前撮りとの違い

フォトウェディングと混同しやすい言葉として「前撮り」「後撮り」がありますが、これらは結婚式を挙げることが前提の写真撮影です。フォトウェディングは結婚式を挙げないカップル・ご夫婦の写真撮影となるため、少し意味合いが異なります。

ただし、撮撮影の自由度や衣装に大きな差はなく、どちらも多様なプランがあります。

撮影場所の主な種類

フォトウェディングの撮影場所は、大きく分けて4種類あります。

  • スタジオ撮影:屋内のスタジオを使用する
  • ロケーション撮影:屋外で撮影する
  • リゾート撮影:非日常の世界を楽しめる
  • チャペル撮影:結婚式と同じような雰囲気で撮影できる

スタジオ撮影とロケーション撮影の両方を合わせたプランを用意しているスタジオもあります。

フォトウェディングをおすすめしたいカップル

フォトウェディングは、特に以下のようなカップルにおすすめです。

  • 結婚式はしないけどドレスやタキシードを着たい
  • 思い出を写真に残したい
  • 事情により結婚式を挙げていない
  • 子どもを授かったため急いで結婚式をしたい
  • 節目として記念に何かしたい

フォトウェディングは結婚式よりも費用を抑えられ、2人の都合に合わせて日程を調整できるのが魅力です。そのため、入籍当初は結婚式を挙げなかったものの「やっぱり結婚式をしておけばよかった」と後悔している方にもぴったりです。

ゲストがいない分、「今更、結婚式をするのは恥ずかしい」という方も撮影に集中しやすいでしょう。

フォトウェディングの費用相場

フォトウェディングは、フォトスタジオや専門会社などによってさまざまなプランが用意されています。かかる費用も異なるため、契約前によく確認しておくことが大切です。

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)」によると、スタジオ撮影の平均費用は19.6万円、ロケーション撮影の平均費用は20.2万円です。ロケーション撮影は、撮影場所までの交通費や撮影場所自体の使用料が必要なため、スタジオ撮影よりも費用が高くなっていると考えられます。

また、撮影時の衣装は主に和装と洋装の2種類があります。和装は衣装代自体が高いことや洋装よりも着付けに手間がかかることから、費用が高い傾向です。

出典: 「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)」

フォトウェディングのプランと追加料金について

フォトウェディングは、フォトスタジオや専門会社などによってさまざまなプランが用意されています。かかる費用も異なるため、契約前によく確認しておくことが大切です。

ここでは、フォトウェディングの基本的なプランと追加料金が発生しやすい項目を紹介します。

基本的なプラン内容

追加料金が発生しやすい項目(オプション)には、以下のようなものが挙げられます。

  • アルバム作成
  • 撮影データ・撮影カット数の追加
  • 衣装の追加やグレードアップ
  • 衣装や小物の持ち込み
  • 土日祝日や繁忙期の撮影
  • カメラマンの指名料

少しでも費用を抑えたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

フォトウェディングの魅力やメリット

フォトウェディングには、以下のような魅力やメリットがあります。

結婚式よりも費用が抑えられる

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)」によると、挙式や披露宴・ウェディングパーティーの総額は平均で約344万円とされています。一方で、フォトウェディングにかかる平均費用は20万円前後です。

フォトウェディングは、装花や食事代など結婚式にかかる費用の多くを必要としません。もちろん選ぶプランによって異なりますが、結婚式よりも大幅に費用を抑えられるのは確実です。

経済的な負担が減らせる分、浮いたお金を新生活や新婚旅行に回すこともできます。

出典: ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)

準備することが少ない

結婚式では、挙式・披露宴の会場探しや招待状の作成、招待するゲストとその席順決め、料理決めなど新郎新婦のすることが多く、準備にどうしても時間がかかります。

一方、フォトウェディングで決めることは、おもに撮影場所・衣装・撮影日の3つです。そのため、準備期間も結婚式より短くて済みます。

好きな衣装を着られる

フォトウェディングには、お色直しなどの参列者を待たせる時間が存在しません。参列者の目を気にする必要がないため、2人の好きな衣装を着られます。

和装と洋装の両方を着られるプランもあり、追加料金を支払えば着数を増やすことも可能です。なかには、自然体の2人を写真に残すために、私服で撮影できる式場・フォトスタジオもあります。

好きな場所・シチュエーションで撮影できる

結婚式は撮影できるタイミングや角度に制限がありますが、フォトウェディングなら好きな場所・シチュエーションでの撮影が可能です。

ロケーション撮影では、思い出場所はもちろん、行ってみたかった場所で撮影することもできます。そのため、最近では新婚旅行とフォトウェディングを同時に楽しむカップルも増えています。

2人の都合に合わせて日取りを決められる

2人の都合に合わせて日取りを決められるのも、うれしいメリットです。

結婚式の場合は、親族や友人のスケジュール、縁起の良い日にちなどを考慮して日程を組まなければなりません。ベストタイミングがわからず、頭を悩ませることも多いはずです。

一方で、フォトウェディングは2人の都合に合わせて日取りを決められます。結婚記念日にしたい日とフォトウェディングの日を合わせることもできます。

フォトウェディングのデメリット

フォトウェディングには魅力的なメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

お祝いムードを感じにくい

フォトウェディングは基本的に新郎新婦の2人と撮影スタッフのみで行われ、ゲストがいたとしても数人です。結婚式のように大勢に祝われることはないため、お祝いムードを感じにくいといえます。

特に結婚式に憧れをもっていた方は、「結婚した実感がわかない」「なんだか物足りない」と感じてしまうかもしれません。

ロケーション撮影の場合は天候に左右される可能性がある

ロケーション撮影は屋外のため天候に左右されやすく、雨や雪、台風などの場合は撮影ができない可能性があります。

撮影できたとしても、想像していたロケーションとかけ離れた写真になるかもしれません。例えば、青空の下で撮影する予定が曇りになってしまった場合は、写真の色味や雰囲気が大きく変わることになります。

また、雨天時の対応は「小雨になるまで待つ」「屋内スタジオへ変更する」「延期する」などフォトスタジオによって変わるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

フォトウェディングの満足度を上げられるプラン

一生に一度のフォトウェディングだからこそ、後悔のないようにしたいところ。ここでは、満足度を上げられるフォトウェディングのプランを4つ紹介します。

挙式ありのプラン

挙式ありのプランは少人数のゲストを招いて挙式を行い、その前後にフォトウェディングの撮影をします。

結婚式との大きな違いは、ゲストの数と披露宴の有無です。結婚式は大勢の人を招待して挙式・披露宴を行いますが、フォトウェディングでは親族や身近な友人のみを招待し、披露宴は省かれることが多くあります。

挙式ありのプランなら大切な人に晴れ姿を見せられ、直接祝ってもらえるだけでなく、感謝の言葉を伝えることもできます。

まさに、フォトウェディングと結婚式のいいとこ取りをしたプランといえます。

家族や友人と一緒に撮影できるプラン

家族や友人と一緒に撮影できるプランを用意しているフォトスタジオ・専門会社もあります。このプランであれば、結婚式を挙げなくても晴れ姿を大切な人に見てもらうことができ、一生の思い出となる写真を残せるでしょう。

なお、両親や家族を招待する場合は事前にドレスコードを伝えておくと、雰囲気が統一されてより素敵な写真になります。

ペットと一緒に撮影できるプラン

ペットと一緒に撮影できるプランでは、大切な愛犬・愛猫と一緒にフォトウェディングが楽しめます。

依頼先を探す際は、ペット同伴でのフォトウェディング経験があるかを聞き、過去の写真を見せてもらいましょう。写真の完成イメージや雰囲気を確認できます。

ラヴィファクトリーでも、ペットと一緒にフォトウェディングや前撮りをすることが可能です。ご希望の方はぜひお申し出ください。

会食を楽しめるプラン

家族や友人と撮影する場合は、会食付きプランを選ぶと感謝の気持ちをあらためて伝えられます。

フォトスタジオや専門会社などによっては、フォトウェディング後に衣装を着たまま会食できるプランを用意しているところもあるので、披露宴のような雰囲気を楽しめます。少人数であれば、費用も抑えられるのでおすすめです。

フォトウェディングの申し込み~当日までの流れ

フォトウェディングの申し込み~当日までのおもな流れは、以下のとおりです。

【申し込み~】
1、撮りたい写真のイメージや予算を決める
2、フォトスタジオや専門会社を比較・検討する
3、予約をする
4、プランを決め、担当者と打ち合わせを重ねる
5、衣装の試着や小物の準備などを進める

【フォトウェディング当日】
1、スタジオに向かい、ヘアメイクをする
2、フォトウェディングを撮影する
3、撮影後、写真を確認し、お気に入りのものを選ぶ
4、約1ヵ月後に納品される

ロケーション撮影は、スタジオから撮影場所までの移動時間がかかります。また、着数が2着以上の場合は、撮影時間が増えるだけでなく着替える時間も必要です。

そのため、状況によっては半日以上かかるケースもあります。

フォトウェディングの人気ロケーション

ロケーション撮影はさまざまな場所を舞台にして行われますが、特に人気のロケーションは以下の6箇所です。

日本庭園・神社

日本庭園・神社は、和装がよく似合うロケーションです。春の桜や秋の紅葉など、四季折々の風景のなか撮影でき、趣のある一枚に仕上がります。

緑豊かな場所

春夏の撮影であれば、自然光が差し込む緑豊かな場所も人気です。特に白いウェディングドレスなら、その美しさが引き立ち洗練された印象になります。

開放感のあるビーチ

青い海と空を背景にしたビーチでの撮影は、爽やかさ抜群の一枚になります。また、撮影時間によって写真の印象が変わります。ノスタルジックな雰囲気を出すなら夕方頃がおすすめです。

2人の思い出の場所

母校や初デートの場所、プロポーズした場所など思い出の場所もフォトウェディングの人気ロケーションです。2人だけの思い出深い写真となるはずです。

夜景

ロマンチックな写真を撮りたいなら夜景がおすすめです。真っ暗な背景にきらめく光が、神秘的な雰囲気を醸し出してくれます。

チャペル

チャペルでは、結婚式のような写真を残せます。同じチャペルでも場所によって印象が変わります。ステンドグラスがきれいなチャペルやクラシカルな雰囲気のチャペル、全面ガラス張りのチャペルなど理想のロケーションを探してみましょう。

フォトウェディングのおもな依頼先

フォトウェディングのおもな依頼先は4つあります。

  • フォトスタジオ・専門会社
  • ウェディングプロデュース会社
  • 結婚式場やホテル
  • フリーのカメラマン

フォトスタジオ・専門会社では幅広いプランが用意されているのが特徴です。ウェディングプロデュース会社なら、実際に結婚式に携わっているスタッフにヘアメイクなどをしてもらえます。

なお一部の結婚式場やホテルでは、本物の式場やチャペルでの撮影・会食が可能です。また、フリーのカメラマンは撮影内容の自由度が高いものの、技術面や料金体系が一人ひとり異なります。

依頼先ごとに異なる特徴があるため、先に理想とするフォトウェディングを決めてから依頼先を探しましょう。

みんなのフォトウェディング失敗談

美しい晴れ姿を写真に残せるフォトウェディングですが、なかには「失敗してしまった」と後悔する方もいらっしゃいます。

フォトウェディングの失敗談には、以下のようなものが挙げられます。

  • プランに含まれている衣装の数が少なかった
  • 自分が想像していたヘアメイクと違う仕上がりになった
  • 追加料金がかかり、予算オーバーになった
  • 撮りたかったポーズの写真を撮れなかった

後悔しないための準備の仕方やそのほかの失敗談を知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

フォトウェディングで失敗しないための5つのポイント

フォトウェディングで失敗しないためのポイントを5つ紹介します。素敵な思い出にするためにも、必ず覚えておきましょう。

プラン内容にしっかり目を通す

フォトウェディングのプラン内容は、フォトスタジオや専門会社によって異なります。2人にとって理想のフォトウェディングになるかを見極めるためにも、プラン内容にしっかりと目を通すことが大切です。

特に、基本プランに含まれている内容と追加料金が必要な場合の確認は必須です。

また、格安プランは必要最低限の内容しか含まれていないケースが多く、最終的に料金が高くなってしまう可能性があるため注意してください。

どのような衣装があるか事前に確認する

衣装のラインナップも事前に確認しておきましょう。好みの衣装があったとしても、タイミングによってはお直しに出されていたり、ほかの方が着用していたりするケースがあります。気に入った衣装があったら、撮影日当日にレンタルできるかを聞いておきましょう。

また、衣装の持ち込みがNGのスタジオもあります。別の場所で見つけた衣装をフォトウェディングで着用したい場合は、持ち込みできるかの確認が必要です。

打ち合わせ前にお互いの希望や伝えたいことをまとめる

フォトウェディングの打ち合わせは基本的に1~2回程度です。そのため事前に2人でよく話し合い、お互いの希望や担当者に伝えたいことをまとめておきましょう。

具体的にはフォトウェディングの予算、希望する衣装やアクセサリー、撮影したいポーズ、理想のシチュエーション、写真の雰囲気、使用したい小物などです。不安なことがある場合は早めに確認しておくと安心です。

また、打ち合わせのときに決めたことをメールなどに残しておくと、「言った・言っていない」といったトラブルを防げます。

理想とするヘアメイクがある場合は写真などを用意する

理想とするヘアメイクがある場合は、イメージと近い写真を複数枚用意したり、指示書を作って渡したりしておくと安心です。「こういう感じで」と口で伝えたとしても、人によってイメージするものは異なるため、理想どおりにならない可能性があります。

また、フォトスタジオによってはヘアカタログからしか選べないケースもあるので必ず確認しておきましょう。自分でヘアメイクをしたい方は、事前にスタジオに相談してください。

複数の点を確認したうえで依頼先を選ぶ

依頼先を選ぶ際は実績や口コミ、プラン内容など、複数の点を比較しましょう。

「なるべく費用を抑えたい」と考える方も多いかもしれませんが、安さだけで選ぶのは危険です。極端に安いプランは「必要最低限の内容しか含まれておらず、追加料金が発生しやすい(結果的に費用が高くなる)」「写真やアルバムのクオリティが低い」など、安さの理由が隠されている場合があります。

なお、カメラマンの技術面はポートフォリオやサンプル写真から確認できます。

ラヴィファクトリーは年間4万件の実績を誇るスタジオ

ラヴィファクトリーは、国内外で年間4万件のフォトウェディング実績があるスタジオです。衣装・撮影・ヘアメイクなどを含めたトータルプロデュースが可能なため、2人の一生の思い出となる写真を残せるよう全力でサポートいたします。

お客様の気持ちに寄り添いながら撮影を行うフォトグラファーが多数在籍しており、指名も可能です。ホームページでは、各フォトグラファーのプロフィールや過去に撮影した写真を掲載しているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

フォトウェディングの体験フェアや相談会に参加してみるのもあり

フォトウェディングは、新しい結婚式のスタイルとして人気を集めています。結婚式より費用を大幅に抑えられ、好きな衣装を着られるのがメリットです。フォトスタジオによってプランはさまざまで、挙式ありのプランやペットと一緒に撮影できるプランなどもあります。

「フォトウェディングが気になっているけれど予約する勇気が出ない」という方は、まず体験フェアや相談会に参加してみるのがおすすめです。ラヴィファクトリーの体験フェアでは、そのときだけのスペシャルな特典を用意しています。フォトウェディングに関するご相談は常時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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