結婚のカタチが多様化する今、「自分たちらしい特別な一枚を残したい」と願うカップルが増えています。
従来の堅苦しいウェディングスタイルではなく、もっと自由にもっと自然体でふたりの愛を形にしたい。もしそんな思いがあるなら「カジュアルフォトウェディング」がおすすめです。
この記事では、カジュアルフォトウェディングの具体的な魅力や衣装選びのポイント、おふたりらしいロケ地を見つけるヒント、撮撮影を成功させる準備のコツを解説します。 撮影プランを立てる際に、ぜひお役立てください。
【目次】
カジュアルフォトウェディングとは?

カジュアルフォトウェディングは、近年人気を集めている新しいフォトウェディングのスタイルで、型にはまらない自由な結婚写真のスタイル。
従来のフォーマルなウェディングドレスやタキシードに限定されず、私服や普段着に近い衣装、スニーカーなどのカジュアルなアイテムを取り入れるのが特徴です。
日常のひとこまを切り取ったようなカジュアルなスタイルになるので、飾らない自然体の姿を表現しやすくなり、個性的でおしゃれな写真を撮ることができます。
そのため、カジュアルフォトウェディングは温かく親しみやすい雰囲気の写真を残したい方から、近年人気を集めています。
なぜ今、カジュアルフォトウェディングが人気なのか?

カジュアルフォトウェディングが人気を集めている理由には、ライフスタイルの多様化や価値観の変化が関係しています。
近年は、入籍のみで挙式をしないカップルや、「自分たちらしさ」のある写真を求めるカップルが増加傾向に。そういったカップルにとって、カジュアルフォトウェディングは理想的な選択肢の一つと言えるでしょう。
カジュアルフォトウェディングは、挙式や披露宴よりも費用を抑えて実現できます。そこで、浮いたお金をマイホーム購入などに充てたいと考えるカップルにも選ばれていると言われています。 このように、費費用を抑えながら素敵な写真を残したい方に、ぴったりの選択肢です。
カジュアルフォトウェディングで叶える!理想の衣装とスタイリング

おふたり好みの衣装や小物を選べば、より理想に近いカジュアルフォトウェディングを叶えられます。ここでは、カジュアルフォトウェディングをする際の衣装や小物選び、ヘアスタイルのポイントを解説します。
衣装選びのポイント

衣装選びは、カジュアルフォトウェディングの雰囲気を左右する重要な要素です。新婦様は白いワンピースやブラウス+スカート、デニム、サロペットなど、普段使いに近いアイテムを選ぶことで、親しみやすい雰囲気を演出できます。
新郎様はジャケット+Tシャツ、シャツ+チノパン、デニムスタイルなど、リラックス感のあるコーディネートがおすすめ。 おふたりで色味やトーンを合わせると、統一感が生まれ、よりおしゃれな印象になります 。
デニム×白のナチュラルコーデ

キャップ&スカーフでカジュアルダウン

ゆるめのシルエットでレイヤードスタイルに

小物選びのポイント
小物使いは、カジュアルフォトウェディングのオリジナリティを高める絶好のポイント。 帽子やスニーカー、リュックなどのファッションアイテムを取り入れることで、おふたりらしさを引き出せるのはもちろん、一気に垢抜けた印象になります。
ブーケや花冠、ヘアアクセサリーなど、自然体になじむ植物系のアイテムも相性が良くおすすめです。共通の趣味の道具、初めてのプレゼントなどおふたりにとって思い出深い品と一緒に撮ると、よりパーソナルで心温まる写真が残せます。 以下はおすすめの小物や撮影方法です。
婚約・結婚指輪

フォトウェディングで使用する定番の小物。プロポーズショットや指輪をはめた手もとのショットが人気
ブーケ

洋装・和装のどちらにも似合う人気のアイテム。デザインや色合いなど選択の自由度が高い
ウェディングベール

キャップやスニーカーと合わせてあえてカジュアルダウンしたコーディネートも人気。屋内のロケーションはもちろん、公園やビーチなど自然光が美しいナチュラルなロケーションにも映える万能アイテムです。
スニーカー

カジュアルな雰囲気を演出したい場合は、ヒールや革靴ではなくスニーカーを選ぶのもおすすめ
子ども時代の写真

おふたりの子ども時代と一緒に撮影すれば、成長を感じられる感動的な写真に
ヘアメイクのポイント

カジュアルフォトウェディングのヘアメイクでは、飾りすぎない「ナチュラルさ」を意識してみましょう。
ヘアスタイルもかっちりしすぎず、ラフなまとめ髪やダウンスタイルで抜け感を演出するのがおすすめです。ビーチでの軽やかなスタイル、街中でのスタイリッシュなスタイルなどロケ地ーションの雰囲気に合わせて、おふたりの好みに合うおしゃれなヘアメイクにしましょう。
また、ヘアメイクのイメージ写真を持参するなどして好みの傾向を担当者に相談しておくと、より理想に近づけられますよ。
ロケーションが決め手!カジュアルフォトウェディングのおすすめ撮影場所

カジュアルフォトウェディングはスタジオ撮影だけでなく、ビーチや公園、街中などさまざまな場所で雰囲気のある写真を撮影できるのも魅力です。カジュアルフォトウェディングにおすすめのロケ地をご紹介します。
自然のなかで開放感を満喫:ビーチ、公園、森、キャンプ場

自然のなかでの撮影は、開放感あふれるカジュアルな写真を残したいおふたりにぴったり。
輝くビーチの波打ち際、緑豊かな公園の芝生、木漏れ日が降り注ぐ森のなか、キャンプ場でのリラックスしたひとときなど、プロのカメラマンがおふたりらしい自然な表情を引き出します。
例えば、東京周辺では以下のような場所がおすすめです。
| 撮影場所 | おすすめポイント |
|---|---|
| 目白庭園 | 和装でのフォトウェディングで人気のスポット。広々した茶室や四季を感じる日本庭園で快適に撮影できる |
| 有栖川宮記念公園 | 麻布の地形を活かした、和装での撮影に人気の公園。四季折々の草花や木々を背景にナチュラルな写真を残せる |
| 目白庭園 | 和装でのフォトウェディングで人気のスポット。広々した茶室や四季を感じる日本庭園で快適に撮影できる |
| お台場海浜公園 | 日中は海、夜はレインボーブリッジを背景にすることで、時間帯で異なる雰囲気の写真が撮れる。桜や新緑など季節も感じられるロケーション |
| 葛西臨海・海浜公園 | 芸術的な建物や東京湾が眺められる「クリスタルビュー」、ダイヤと花の大観覧車、ビーチなどでの撮影が楽しめる。洋装での撮影が映えるスポット |
| 等々力渓谷 | 川のせせらぎと豊かな緑、澄んだ空気が魅力のスポット。春には等々力不動の桜、夏には鮮やかな新緑など四季も楽しめる。雰囲気のあるゴルフ橋もあり、個性ある写真が撮影できる |

街中でドラマチックに:カフェ、路地、観光スポット

日常の延長線上にある特別な瞬間をとらえたいなら、街中での撮影がおすすめです。
お気に入りのカフェのテラス席や歴史を感じさせる石畳、ランドマークとなる観光スポットなどのロケ地を選べば、都会の洗練された雰囲気やアートな背景を活かしてドラマチックな写真を残せます。
東京周辺なら以下のような場所が撮影に適しています。
| 撮影場所 | おすすめポイント |
|---|---|
| カフェ | おふたりのお気に入りのカフェなど、デートの瞬間を撮影したかのような写真が残せる(事前に撮影許可についての確認が必要) |
| 東京駅 | フォトウェディングの撮影スポットとして人気。国の重要文化財に指定されたレトロなレンガ造りの駅舎と、都会的な高層ビルのコントラストが魅力。昼と夜で違った雰囲気が楽しめる |
| 目白庭園 | 和装でのフォトウェディングで人気のスポット。広々した茶室や四季を感じる日本庭園で快適に撮影できる |
| 明治神宮外苑いちょう並木 | 明治神宮外苑のシンボルであるいちょう並木では都会的な景色が楽しめる。春は新緑、秋は黄金に色づく葉が美しい |

思い出の場所でパーソナルに:母校、デートスポット、自宅など

青春の思い出が詰まった母校の教室や廊下、校庭などで、当時を思い出しながら撮影できる母校での撮影や、おふたりで長い時間を過ごした場所もおすすめです。音楽をしているおふたりなら音楽スタジオ、本好きのおふたりなら行きつけの本屋など、普段からよく訪れている場所なら自然体で撮影でき、より思い出深い体験として撮影をお楽しみいただけます。

インドアでリラックス:スタジオ、貸し切りスペース

天気を気にせずリラックスして撮影に臨みたい場合は、スタジオや貸し切りスペースで撮影する方法も。
シンプルな背景で衣装やおふたりの表情を際立たせたアーティスティックな写真を残したり、小物やセットを自由にアレンジして、キャンプ風・パーティー風・デート風などさまざまなテーマや雰囲気を演出したりすることも可能です。
成功に導く!カジュアルフォトウェディングの準備と注意点

カジュアルフォトウェディングを行う際の準備や注意点を解説します。満足度の高いカジュアルウェディングにするために、万全の体制を整えましょう。
スケジュールと費用の目安
カジュアルフォトウェディングを成功させるには、事前に計画を立てることが大切です。撮影時期は、希望するロケ地の季節や気候を考慮して選びましょう。
フォトウェディングの準備期間は通常、2~3か月程度とされています。ただし、人気の春・秋に撮影する場合や、予約が埋まりやすいロケ地を希望する場合は3~6か月前に準備を始めるのがおすすめ。
併せて、撮影データの受け取りにも時間がかかることを把握しておきましょう。撮影後のデータ受け取りまでには撮影データのみで2週間程度、編集が必要な場合で1~2か月程度かかるのが一般的です。
また、カジュアルフォトウェディングの費用目安は、以下のように撮影場所によって変動します。
| 撮影場所 | 金額 |
|---|---|
| スタジオ撮影 | 3万~10万円程度 |
| ロケーション撮影 | 10万~25万円程度 |
- 衣装代
- ヘアメイク代
- アクセサリー代
- 小物代
- スタジオ使用料または移動費
- 撮影データ代
準備の際には相場感を把握しつつ、ロケ地や衣装の追加、ドローン撮影などのオプションを含めて予算計画を立てましょう。
撮影当日の流れとポーズのヒント

撮影当日は準備から撮影終了までスムーズに進むよう、事前に流れを確認することが大切です。集合・着替え・ヘアメイク・移動・撮影・休憩など、スタッフが的確にディレクションしてくれるので、当日はそのタイムラインに沿ってゆとりを持って行動しましょう。
カジュアルフォトウェディングのポーズは、かしこまったものにする必要はありません。プロのカメラマンが自然な笑顔や仕草を引き出すような指示をしてくれるので、ぜひ任せてみてください。
例えば、手をつないで歩く、見つめ合う、笑い合うなど日常の延長線上にありそうな動きを取り入れると、リラックスしたふたりの魅力を最大限に引き出せます。
カメラマンとの打ち合わせ

最高の写真を残すためには、カメラマンとの打ち合わせが重要になります。打ち合わせの際にはおふたりの希望する写真のイメージ、雰囲気、撮りたいポーズやシチュエーションなどを具体的に伝えましょう。
参考となる写真やおふたりの趣味、好きなものなどを共有するとカメラマンはより深くおふたりを理解でき、提案しやすくなります。
カジュアルフォトウェディングでラヴィファクトリーが選ばれる理由

ラヴィファクトリーでは、おしゃれなスタジオや国内外の美しいロケーションでの撮影で、結婚式さながらのフォトウェディングを残すことができます。カジュアルフォトウェディングの撮影でラヴィファクトリーが選ばれる理由をご紹介します。
高い技術力と豊富な経験

ラヴィファクトリーのフォトグラファーは、長年の経験に裏打ちされた高い技術力と、写真への深い情熱を持っているのが特徴です。
ただシャッターを切るだけでなく、その場の空気感やおふたりの絆、「一瞬を永遠に」残すプロフェッショナルな視点で、期待を超える一枚を撮影します。
丁寧なヒアリングと柔軟な対応
ラヴィファクトリーではお客様一人ひとりの「こうしたい」という想いを大切にし、丁寧なヒアリングを通じて、おふたりの理想を具体的な形にします。
お客様に寄り添い、ともに作り上げる姿勢が、ラヴィファクトリーの大きな特徴です。撮影中もおふたりの表情や感情の変化に合わせて柔軟に対応し、最高の瞬間を逃さずとらえます。
安心のサポート体制
ラヴィファクトリーでは撮影前から撮影後まで、お客様が安心して楽しめるように万全のサポート体制を整えています。
例えば、衣装は撮影当日までにフィッティングして選ぶことが可能です。ヘアメイクについても、メイクリハーサルが行えます(有料サービス)。 その他、小物や衣装などに関するご希望があれば、ぜひご相談ください。
初めてのフォトウェディングで不安を感じる方にも、専門スタッフが丁寧に寄り添い、疑問や懸念を解消しながら最高の体験をお届けします。
ラヴィファクトリーが手がけたカジュアルフォトウェディング事例紹介
ラヴィファクトリーは、全国各地でカジュアルフォトウェディングの撮影を手がけています。これまで手がけてきた、カジュアルフォトウェディングの事例をご紹介します。
商店街での撮影

リラックスした雰囲気のなか、日常の風景に溶け込むようなショットを撮影しました。
大阪・芝川ビル前での撮影

歴史ある建物の前で、クラシカルかつおしゃれな雰囲気の写真を撮影しました。
四国カルストでの撮影

四国カルストの雄大な山々を背景に、大自然のなかで開放感あふれるフォトウェディングを実現しました。
ご自宅の前での撮影

おふたりの大切な家の前で、心温まるパーソナルな写真を残しました。
岡山・蒜山高原での撮影

自然豊かな蒜山高原で、のびのびとした美しいフォトウェディングを撮影しました。
あなたらしい「カジュアルフォトウェディング」をラヴィファクトリーと見つけよう

カジュアルフォトウェディングを選ぶと、型にはまらない個性的な写真を残すことができます。撮影自体もリラックスした雰囲気で、自然な笑顔があふれる素敵な思い出として心に刻まれるはずです。
ラヴィファクトリーではお客様一人ひとりのストーリーと個性を深く理解し、プロの感性と技術で、理想の写真を撮影します。カジュアルフォトウェディングをお考えの方は、ぜひ一度、ラヴィファクトリーにご相談ください。








