結婚は人生の一大イベントです。
2人にとって大きな転機となる結婚前に、今後のことをよく話し合っておくと、結婚後の生活がより豊かになるでしょう。結婚前に冷静に話し合ってみると、お互いに意外と知らないことや、見落としていることが見つかるかもしれません。
今回は、結婚前に話しておきたい7つのことと、話の切り出し方のコツを紹介します。
結婚前の大切な時期に、2人のこれからを話し合ってみましょう。
結婚前によく話し合うメリット
結婚前に改めて真剣に話をすることに、抵抗を感じる方も多いかもしれません。しかし、互いの価値観や考え方を知っておくことは、幸せな結婚のために必要不可欠です。
そこでまずは、結婚前にしっかりと話し合うことで得られるメリットについて見ていきましょう。
相手のことが本当に好きかわかる
大切な人と出会って結ばれる幸せに舞いあがって、結婚前は誰しも浮かれがちになります。しかし、今後長く続く結婚生活を幸せに過ごすためには、一度冷静になってみることも大切です。互いに冷静になって話すことで、見えてくるものもあるでしょう。
相手のどのようなところが好きなのか、直してほしいところはどこかなど、互いへの率直な想いを確認してみてください。
違いを受け入れてくれる人かわかる
人は違って当たり前です。好きなものや嫌いなもの、苦手なことや得意なことはそれぞれ違いますし、自分が常識だと思うことが、人にとっては常識でないこともあります。
違いを認め、ありのままの自分を受け入れてくれるかを確認しておけば、意見が食い違ったとしても、話し合って2人で一緒に問題に対処できるでしょう。
つらいことを2人で乗り越えられるかどうかわかる
結婚生活は幸せなことばかりではなく、ときにはつらく悲しいことを乗り越えなければなりません。つらいことにどのようにして2人で対処していくのか、その認識が食い違うと、喧嘩の種になってしまうかもしれません。
どういうことが嫌で、どのように対処してほしいかをお互いに伝えておくと、より2人の理解が深まり、結婚生活を幸せに過ごせるでしょう。
結婚前に話し合っておきたい7つのこと
お互いに気になることをあやふやにして、勢いで結婚をしてしまうのはおすすめできません。しかし、「直接話をするのは気が引ける」という方も多いかもしれません。改まって話を切り出すことが難しい場合には、日頃のやりとりのなかでゆっくり確認してみましょう。
ここでは、結婚前に話し合っておくべき7つのポイントを紹介します。
①入籍・結婚式について
スケジュールや予算、親へ挨拶するタイミング、挙式と披露宴をするか、前撮りはしたいか、結納は行うのかなど、入籍・挙式にあたって決めることはたくさんあります。
入籍や結婚式への考え方は、人それぞれです。挙式も披露宴もじっくり時間をかけて行いたい方もいれば、挙式はせず、フォトウェディングで写真だけ残すという方もいます。
両親の意向をくんで、絶対に結納がしたいという方もいるでしょう。
結婚が決まったら、まずは入籍や結婚式をどのように進めるかを話し合いましょう。挙式や披露宴は、ブライダルフェアなどを活用して互いの認識を合わせるのもおすすめです。
②お金・金銭感覚について
金銭感覚の違いはトラブルのもとになるので、日頃から価値観を合わせておくことが大切です。
借金・ローン・奨学金の有無、現在の貯蓄額、持ち家かマンションか、財布を分けるか、お小遣い制にするか、何にお金を使いたいかなど。お金の使い方についての意見をすり合わせておきましょう。
③働き方・家事分担について
結婚後は共働きにするのか専業主婦(夫)になるのか、キャリアのために転勤や単身赴任する意思はあるのかなども確認しておきましょう。家事の負担が一方に偏らないように工夫することも大切です。
どのように仕事と家庭を両立していきたいのか、結婚後の生活を具体的にイメージしておきましょう。
④子ども・性生活について
子どもの有無は人生設計に大きく影響を与えます。子どもが欲しいかどうか、欲しいのであればいつまでに何人欲しいか、理想の育て方はあるか確認しましょう。
また、話しにくいかもしれませんが、性行為の頻度も確認しておくことが大切です。一度きちんと話をしておけば、一方が不満を抱えてしまうことも少なくなります。
⑤実家・親戚について
結婚後は、夫婦の両親や親戚との付き合いが始まる方も多いでしょう。地域や家庭によって文化が異なるため、両親との付き合い方、お正月・お盆の過ごし方、親戚同士の交流の有無、親との同居や介護などについての考えを話し合います。
これまで自分が育った環境や文化を当たり前とは考えずに、お互いの考えを尊重できると理想的です。
⑥絶対に譲れないこと
生活のリズムや異性の友人との付き合い、休日の過ごし方、絶対にしてほしくないことなど、生活に関わることについても話し合っておきましょう。結婚後に2人で生活を始めると、思わぬところで意見の食い違いが起こるかもしれません。
譲れないことを互いに話し合い、譲れないことにどう対応するか決めておきましょう。
⑦どんなおじいちゃん、おばあちゃんになりたいか
これから何年、何十年と2人で暮らすなかで、どのような生活をしてどのような夫婦でありたいか、ずっと先の未来を一緒に考えてみましょう。同じ未来を思い描ける2人なら、結婚後も末永く助け合って生きていけるでしょう。
この先ず~っと長く幸せな2人であるために
幸せな結婚生活のためには、2人で話し合うことも大切ですが、結婚式や入籍は初めてのことばかりで何を話し合ったら良いかわからない方も多いはずです。
結婚式や入籍について知りたいという方は、ブライダル会社が開催している無料相談を活用してみましょう。ブライダルのプロに相談すれば、いつどのようなことを話し合うべきか、丁寧にアドバイスしてもらえます。
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まとめ
幸せな結婚生活を送るためには、お互いのことをよく知ることが大切です。長い人生を一緒に生きていくためにも、一度立ち止まって、これからのことについて真剣に話し合ってみましょう。
よくよく話をすることで、これまで見えてこなかった一面が見えてくるかもしれませんし、思わぬトラブルを回避できるかもしれません。結婚前の幸せの絶頂期に水を差すような、現実的な話をするのは避けたいと思われる方もいるかもしれませんが、結婚前の大事な時期だからこそ、2人で腹を割って話し合うことが重要です。
両家顔合わせやフォトウェディング等、結婚準備を通してお互いの価値観・絆を深めていくことはお互いをより深く理解していくことの第一歩にしていけるかもしれません。