ロケーション撮影

CreativeShooting#3Ryosuke×Miu②

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Shooting Report

ファッション・アートの最先端を進む街、

ヨーロッパの中で一番絵になる街、パリ。

そんなパリでヘアメイクアップアーティストとして活動しているMIUです。



すでに十数年住んでいますが、まだまだパリの魅力はつきません!

長年住んでみて、私自身が感じることは、

パリの魅力は、エッフェル塔などのパリのシンボルだけではなくて、なにげな街中の小道。



今回La-vieさんとのコラボ撮影で希望させて頂いたのは、いつの時代も変わらないんだろうと感じられるパリの街中での撮影です。

映画のように、なにげに絵になるパリを表現してみたいと、フォトグラファーのRyosukeさんとのコラボに至りました。



その前に、石造りのパリの街中とは対照的な森林の中で、二人の世界。

 

この森は、Parc de Sceaux(ソー公園)。中に森と湖がある公園です。

この公園が好きで近くに引っ越した私。撮影場所としても、とっても素敵なんです?



森の中で自然に溶け込むような、素朴な雰囲気を出すために、

新婦さんへは創りこむメイクではなく、素顔を活かすメイクを。

色を使わず、陰影をつける程度に。リップもナチュラルカラーです。

 

ブライダルのお仕事の際に、毎回感じることがあります。

それは、メイクで作りこまなくても、花嫁は、自然にどんどんキレイに輝いてくるってことです!

ベースメイクをして、アイメイクが完了するころには、表情が全く変わって、キラキラ輝いてくるんです!

この瞬間がたまらなく好きで、この仕事がやめられない私です。

 

7月の撮影だったので、夜めいてくるのは21時半すぎから。

夜の撮影を待つ間、パリのカフェにてヘアメイクチェンジ。


後半のスタイルの方が作りこむ必要があるので、しばし集中~?

 

パリで映画を撮るようなイメージで、1920年ぐらいのパリジェンヌをモデルにしています。

日本人の新婦さんに合うように微調整しながら。

 

今回のメイクは、アイメイクにブラックシャドウとボリュームたっぷりのつけまつげを、リップにくすんだローズ系を。

ヘッドピースは、なんと新婦さんの私物!彼女もレトロパリジェンヌが大好き女子!

彼女の好きな彼女にするため、気合いが入ります!

 

パリで映画のようなワンシーンが今回のテーマ。

お二人含め、みんなで創り上げた作品です。

 

私は、パリの街はモノクロが一番似合うと思うので、選んだ写真は自然にモノクロ写真になりました!

シネマ感も出てるし、自然な表情もすごく魅力的?

自然と自信に満ち溢れて、笑顔になってくれるヘアメイクを心掛けている私にとっては、仕上がったのは嬉しい作品ばかり。

 

この写真の後ろに見える教会は、映画ミッドナイト・イン・パリの舞台になった場所。

サンテティエンヌ・デュ・モン教会。パンテオンの近くにあります。

パリには、こういった映画の舞台になった何気ない場所が沢山あります。

何気ない場所で何気ない瞬間を素敵に残す写真が、

個人的に好きなので、今回の撮影は新鮮で満足のできる作品が残せたと思っています。



ね!エッフェル塔がなくても絵になるでしょ?





MIU

Hair&makeup artist in Paris



 

担当フォトグラファー

Photographer

佐藤 亮祐(Ryosuke)